【婚活体験談・40代女性】婚活失敗!?プライドが招いた悲劇!ミスコン優勝美女の後悔

成功・失敗体験談

現在、私は40歳、37歳で結婚し、可愛い娘にも恵まれています。

が、結論から言いますと、夫と結婚したことを私は後悔しています。

後悔してるなんてこと、夫にはとても言えませんけど...

 

 

モテ期と2度のプロポーズ

自分で言うのは少し気恥しいんですけど、小学校の頃からかなりモテるほうでした。

中学生の時に初めて彼氏ができてからというもの、彼氏の居なかった期間はほとんどなく、一人でクリスマスを過ごすことなんてありませんでした。

大学に進学すると、ミスコンで優勝したりもしました。

合コンでもチヤホヤされすぎて友達を無くしたこともあります。

そんな私が10代の頃の半分冗談のプロポーズではなく、真剣なプロポーズを初めて受けたのは22歳の時。

当時付き合っていた外資系に努める彼氏の海外勤務が決まったので、一緒に来てほしいということでした。

私はまだ大学生だったのし、こちらも就職が決まって社会人デビューを数か月後に控えていたところだったので、その時はお断りしたんです。

と同時に海外に行く彼氏にはお別れを告げました。

その次にプロポーズしてもらったのが、27歳の時。

その時の彼氏は職場の先輩、誠実でイケメンなんですけど、仕事は普通のサラリーマン。

将来の見えているサラリーマンとの結婚なんて魅力なし!

なんて、今思えば高飛車なことを考えてまたお断りしてしまいました。

そして、それを機にお別れしたんです。

私だって普通のOLだったんですけど、何の根拠もなく私は医者や弁護士とか青年実業家と結婚してセレブな生活を送るんだって決めつけていたんです。

だからと言って、そういう人たちと知り合う努力なんて何もしてなくて、彼らがむこうから寄ってくるものだって思い込んでいたんです。

その時はまだ20代だし、モテ期はまだまだ続くと思っていました。

でも、現実はそんなことなかったんです。

 

 

モテ期の終焉


その彼氏と別れてから、しばらく彼氏ができないという事態が私の身に起こりました。

今までは彼氏と別れると合コンによく参加してたんですが、20代も後半になると合コンに誘われなくなるんです。

合コンに行かないから彼氏ができないだけ、出会いさえあればすぐに彼氏はできる。

まだそんな風に考えていました。

その時は結婚相手としての私の市場価値が下落しはじめていることに気づいてなかったんです。

 

そして29歳の時、ちょっと気になる男性が春の異動で同じ部署に変わってきたんです。

結婚する気はなかったんですけど、彼氏の居ない寂しさもあって、その彼に近づきました。

年齢も一緒で、話してみるとすごく親しみやすくて、自分の中では彼氏にちょうどいいって判定を下したんです。

で、食事にも一緒に行くようになり、「あとは告白されるだけ」と待っていたんですが、夏を過ぎて秋になっても全然その気配なし。

きっと彼は照れ屋さんで、躊躇してるんだと思ったんですけど、私から告白するなんてプライドが許さないから、告白のきっかけを作ってあげようと思ったんです。

 

私「ねぇ、そろそろクリスマスだよね?」

 

彼「そうだね、クリスマスは予定あるの?」

 

私「今のところなんにもないよ~」

 

彼「そっかぁ、てっきり彼氏さんとの予定があるのかと思ってた」

 

私「今彼氏いないの...○○くんは?クリスマスどうするの?」

 

彼「彼女と横浜で中華を予約してるよ」

 

 (・・・はぁ!そうなの?彼女いるの???)

 

私「あ、そうなんだ...いいね、中華(涙)」

 

彼「○○さんも早く彼氏作らないとね!きっとすぐ出来るよ!」

 

 

私が生まれて初めてフラれた瞬間でした。

彼としてはフッた感覚もなかったと思いますけど。

ま、女として見られてなかったということです。

 

 

アラサーの焦り、そして婚活スタート


そんな頃、周りの友達は結婚&出産ラッシュ!

三十路手前にしてやや焦りを感じ始めていました。

でも、それが行動にはつながらず、彼氏のいない普段の生活に戻っただけでした。

あの時に結婚相談所の門をたたいていたら...

でも、その時は結婚相談所なんて選択肢の片隅にもありませんでした。

結婚相談所のお世話になる人はモテない人って決めつけていたんです。

でも、自分もすでにモテない人になっていたんですよね。

 

私は35歳になってようやく、婚活というものをはじめました。

婚活ワールドに飛び込んでみて、最初に感じたのが「20代の強さ」です。

女性の29歳と30歳では男性の関心が全然違うんです。

 

婚活パーティなんかに行くと痛感しますよ!

アラフォーと呼ばれる世代が20代に太刀打ちなんて出来やしません。

もはや一生お一人様?

一人で過ごす老後のイメージトレーニングも行いつつ、プライドも過去のモテ期の栄光も捨て、最終的に結婚相談所のお世話になることを決めました。

 

相手の年齢は40歳までで、年収700万円もあればいい、見た目はさわやかならイケメンじゃなくてもいい、身長は170cm以上ならいい、できれば長男は避けたい。

最初に条件として提示したのはそんな感じでした。

その条件に合う人はいくらでもいるだろう、そんなふうに考えていたんですが、すべての条件にあてはまる人はいませんでした。

 

その後、妥協に妥協を重ねて、最終的に結婚を決めた人は

 

年 齢:43歳(結婚当時の年齢。私はその時37歳)

身 長:166cm

年 収:600万円

職 業:中規模の印刷会社の中間管理職

外 見:ミニオンみたい(ちょっとかわいい)

性 格:穏やか

趣 味:カブトムシの飼育

 

これじゃ、最初にプロポーズしてくれたの彼のほうが将来性もあったし、27歳の時の彼のほうがすっごくイケメンでさわやかだったのに...

新婚早々カブトムシの幼虫との同居生活も始まりました。

カブトムシ君のお部屋はベランダだったんですが、洗濯物を干すたびにゾワゾワですよ(涙)

 

 

20代女子の戦闘力


婚活イベントでは男性だけじゃなく、女性ともお話しする機会があり、そこで知り合った人の中に26歳の女の子がいました。

彼女とは年の差はあるものの、わりと話が合ったので仲良くしていたんです。

その子も男性に求める条件設定がゆるゆるで、たくさんの男性がヒットして、その中から結婚相談所のアドバイザーさんの選りすぐりの男性を何人も紹介してもらっていました。

若いので男性側の条件にも合いやすかったんでしょうね。

20代の戦闘力の高さはスーパーサイヤ人並です!

私なんてアラフォーってだけで、書類選考落ちばっかり(泣)

 

私の結婚が決まって、すぐ後に彼女から成婚退会の連絡がありました。

お相手はなんと副業でマンション経営している弁護士さん!

やはり20代は強かったです。

 

 

後悔しながら感謝


調子に乗って2度のプロポーズをお断りしたことへの後悔、そしてもっと若いときから婚活を始めておけばよかったとの後悔の気持ちは今でも無くなってはいません。

でも、穏やかな夫の性格もあり、裕福とは言えないまでも平和で穏やかな日々を過ごしています。

 

市場価値の落ち切った私にもそんな結婚相手を紹介してくれた結婚相談所のF岡さま、ありがとうございました。