もういやっ、早く結婚したい~っ! 婚活生活から卒業するために必要なのはこれだけ

婚活・恋活コラム

婚活地獄という言葉をよく耳にします。

これは婚活サイトや結婚相談所から紹介された男性とトライアルデートやお見合いしてもお付き合いに発展しない。
次から次へと別の男性とのお見合いを繰り返すものの、結婚したいと思える男性に巡り合えない。
こちらが気に入っても、相手の男性からお断りされてしまう。

婚活地獄とはそんな出口が見えないラビリンスに迷い込んでしまうこと。

そんな迷宮から脱出するにはそうすればいいんでしょう?
そもそもどうして婚活地獄に落ちてしまったのか?

 

婚活地獄に落ちる理由

明治安田生活福祉研究所の調査によると、女性の7割が「結婚相手に最低でも400万円以上の年収を求める」という結果が出ています。

ところが、未婚男性で年収400万円以上ある人はたったの30%。
にもかかわらず、女性に理想を問うと「年収600万円以上」なんて贅沢を言い出します。
その時点で条件を満たす男性は5%程度まで減っちゃうんです。

でも、男性に求める条件って、年収だけじゃないですよね。

身長や学歴、職業、趣味、外見これらを総合的に考慮すると、すべてを満たす男性はあっという間に1%未満になっちゃいます。

たとえば、

〇年収600万円以上(5%)
〇身長175㎝以上(30%)
〇有名大卒(10%)
〇公務員(10%)

これらを単純に掛け合わせると、すべての条件を満たす人の割合はわずか0.01%になります。

1万人とお見合いして初めて一人と出会える程度の確率です。
つまり、ちょっと高望みするだけで、すぐさま婚活地獄へ落ちてしまうんです。

 

 

どうしても譲れない条件

男性に求める条件なんて、あげだしたらキリがありません。
あれもこれもと理想を並べ立てると、いとも簡単にスーパー王子様レベルのハイスペックが出来上がってしまいます。
そんな夢を見る前に現実を見て、条件設定をしてくださいね。
そして、「どうしても譲れない」っていう条件はひとつに絞って、他の条件は譲りに譲ってください。

さっきの条件で、年収600万円を譲れない条件とすれば、それさえクリアしているなら、他の条件は見て見ぬふり。

身長165㎝、普通の大卒の大手商社マンでもよくないですか。
身長も四捨五入すれば170㎝だし、大手商社なら公務員並みに安定してるし。

婚活地獄に陥らないためには、理想とは多少違っても譲れない条件さえクリアしていれば他のスペックを受け入れる寛大な気持ちが必要なんです。

で、実際に会ってみてフィーリングが合えば問題ないじゃないですか。

条件が完璧に揃っていても、会ってると「なんか違う」ってケースは非常に多いんです。
それに世の中のカップルがみんな自分が理想として描いていた相手と付き合っているでしょうか。
きっとそんなことはないはず。

逆にこういうのは嫌っていう条件にあてはまっている相手と付き合っている人も多いようです。

「痘痕(あばた)も靨(えくぼ)」とはよく言ったもので、好きになった相手なら多少の欠点でも長所に見えてしまうものなんです。

 

 

女余りの戦場、そこで勝ち抜くために

しかし、そこまで条件を落とさなければならないほど、本当に男性の婚活人口は少ないんでしょうか。

そうなんです、婚活している男性は非常に少ないんです。

35歳以上が参加する婚活パーティーなどでは、「男女比が3:7」とか「女性が余っている」という話を良く耳にします。

30代の未婚男性はそもそも「結婚に興味が無い」という理由で婚活自体を行ってないケースが多くなってきているようです。

某大手結婚相談所を運営する役員は「会員の成婚率を高めるためには、女性が求める条件を満たす男性にどれだけ多く入会してもらうかだ」と言っています。

この言葉は女性の希望に沿った男性会員がいかに少ないのかを表しているんです。
現実の婚活市場では女性人口の方が多く、男性は意外と少ないんです。

では、女性にとって敵だらけの婚活戦争に勝つためには、どんな条件設定で戦場に向かえばいいんでしょうか。


まずは先ほども述べましたが、譲れない条件をひとつに絞ること。

年収なら年収だけ、学歴なら学歴だけ。

年収に関して言えば、男性に年収600万円を希望するより、世帯年収を800万円に設定する方が現実的と言われています。

年収600万円以上の男性の割合はわずか5%ですが、400万円なら30%もいます。
年収400万円の男性と結婚した女性の年収が300万円だとすれば、合計700万円です。
そう考えると、夫婦合わせて800万円というのも現実的ですし、将来的には1000万円だって無理ではないでしょう。

というように、年収については考え方次第でどのようにでもなるので、あまり重視すべきポイントではないと考えています。

私、個人の意見としては年収なんて今後変動するリスクがあるので、学歴や職業のほうに重点を置きたいですね。

また、譲れない条件を設定する場合、出来るだけ対象者が多く残るように設定することも大事です。

例えば、「料理が好きで、休日には手料理を作ってくれる」という条件であれば、「たまには料理を作ってくれる」にしておきましょう。

 

 

マイナスの条件設定

結婚生活は相手の不快の言動や行動によって破綻することが多いものです。
なので、不快なことをしない人、言わない人と結婚するとうまくいきやすいとも言われています。

婚活において女性が男性に求める条件というと、
「年収600万円以上」とか
「身長170cm以上」とか
「大卒以上」とか
そんなプラスの条件を設定する人がほとんどです。


もちろんそれも大事なことですが、逆にマイナスの条件を考えておくことも大事です。

具体的には「タバコを吸わない」とか「太っていない」とか。
こうしたマイナスの条件にあてまらない男性とのほうが長い結婚生活をストレスなく過ごせると言われています。

このように「〇〇しない」「〇〇がない」というような条件を用意しておいて、運よく複数の候補者が現れた場合の最終決定条件とするのもいいでしょう。

 

 

まとめ

婚活地獄に陥らず、女性にとってキビしい婚活戦争を勝ち抜くためには、まずは男性に求める条件を緩めてストライクゾーンを広くしておくことが重要です。

そして、緩々の条件をクリアする男性の中から一番フィーリングの合う男性を見つけましょう。

その人こそ、あなたの王子様なんですから。

 

 

 

 

【参考ページ】

 ▶️婚活・恋活のはじめ方